岩手県人が面白く生きるために伝えたいこと
以下の文章は、今お世話になっている職業訓練校で行われたある建設会社の社長の講話を聞いて、私が何を思ったかを書いたレポートです。
おそらく「生意気だ。」「自分でやってから話せ。」という反論が出て来るでしょう。それでも、私はこの文章を読んだ一人でも、私の考えが少しでも届いてくれることを願って書きます。
社長のお話を拝聴し、世間の動きに合わせるというよりも、自分と顧客が納得するものを多少時間がかかってでも創りたいという意思を感じました。その点で大変素晴らしいと感じましたが、革新よりも伝統を重んじるような気質も窺え、私にとっては少しものたりなく感じるところもありました。
私は九州、例えば博多駅、博多の天神地下街、熊本駅のようなうるさくならない程度の都会的、個性的、存在感がある建物が今はいいと思っています。
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岩手の建物で中々そういうものは、見ることができません。何か「岩手はこうあらねばならない。」という考えに縛られているようで窮屈に感じることもあります。
岩手らしさよりも「新しい岩手に相応しいもの」をそろそろ生み出していってもいいのではないでしょうか。
そういうものを創り出せば今の岩手の景観にそぐわず、浮いてしまうかも知れません。しかし、その多少浮いてしまっている建物を見て勇気づけられる人もきっといます。
そういう人がたくさんでてくることが今の岩手にとって重要なのです。そうなれば自殺者もなくなり、経済も豊かになり、世界に誇ることができる、もっと生きやすい岩手になります。