ITリテラシー浸透までまだ遠い
テレワークやってる方というのは、テレビ、ネットの情報を見る限り都心部の大企業のホワイトカラーの方たちが多いのかな思っています。
印象的だったのは落合陽一の「ボクの周りはテレワーク多いですよ」発言。まぁ、詰まるところIT使いこなすことができるのは優秀な方たちに限られているようです。
今年の2月頃、完全テレワークの東京の会社の説明会いきましたが正直話を聞いて「これは大変だ」と思いました。説明した代表の方に完璧主義のオーラが漂っていました。ノートパソコンを会社と自宅に置いて、自宅のノートパソコンから会社のノートパソコンを遠隔操作しています。
代表曰わく「自宅から手が伸びて、会社まで届いているようなもの」だそうで、後から他社のテレワークの様子をうかがっても、ここまでやっているところはそんなにないと思います。その代表は会社にいることがほとんどなく、ホリエモンのようにスマホで仕事をすることがほとんどなのだそうです。
そこはあっさり不採用となり今は別のテレワークの会社に応募したところです。とりあえず返ってきた返信はこれです。
「応募者多数のため、書類審査結果のご連絡は履歴書・職務経歴書を受領してから最大3週間お時間を頂く点ご了承ください。」
私のここまでの見聞きした情報と実体験から感じたのは、テレワークは都心部の会社ですら、まだ十分に機能しておらず、況んや地方企業をや、ということです。
コロナでテレワーク採用企業の需要がますます高まり、堂々とテレワークと掲げれば、応募が殺到しています。
コロナ以降はもう東京都と地方との連携が必須になります。連携がとれればリスク分散ができ、助け合うことができます。そのためにある程度のITリテラシーが必要です。
災害大国日本においてIT教育はもはや必須です。プログラミングだけでは不十分です。「想定外」という言葉はもう聞きたくありません。上に立つ人が発する言葉ではありません。