逆張り
私はミーハーだと思う。歌手では安室〇〇恵、宇多田〇〇ルが好きだったし、30代になってから福山〇治が好きになった。
エンタテインメントにおいてはその時々でテレビ、ラジオでよく流れるものは素直に新鮮味を感じ、歌い方やメロディーライン、歌詞に深みや面白みを感じる。
しかし、ビジネスをする際はそうはいかない。あまのじゃく、ひねくれ者でなければ、儲けることは難しいようにも思う。
ネット書店での買い物時に、おすすめで選ばれる本を買っても図抜けることはできないんだろうなと思うし、リアル店舗でも、ベストセラー本や山積みされている本を、今の自分が必要としているものかどうか、合うものかどうかを熟考することなく買っても図抜けることはできないだろう。
だから私はこれまでの経験で自分に合う著者を選び、その人が薦めている本や、あまり品を感じない雑誌であってもその著者が連載している記事をチェックしたりしている。それはベストセラーでもなく、誰も買うこともなく本屋から消えるような本だったりすることもある。(実際、以前雑誌で紹介されていた本があった本屋へ、今度こそと思い買いに行ったところ、すでに出版社に返品されていた。)
私は私立大学出身で、旧帝大出身の人が好むような古典や本格的な論文のような文章をたくさん読みこなすのは難しい。
だからその反対の思考で、そういうプライドが高い連中が避けそうで、なおかつ自分が面白いと思うネタをあまのじゃくに探すようにしている。
王道を歩んでいる連中を唖然とさせる、より生産性の高い別次元の方法とそれを用いた圧倒的な成果を生み出すことが今の私の目標である。